初めに
このページでは、LIGGGHTS-PUBLICを用いて一軸圧縮のDEM simulationを行うことを目標にします。第一段階として、このページではLiggghtsのinstallと動作確認
ながれ
- 環境のご紹介
- Liggghtsのinstall
- 実行
- 結果の確認
作業環境
OS | Windows 10 (WSL使用) |
WSL version | Ubuntu 22.04.1 LTS |
CPU | Intel 12900k |
GPU | RTX-3090 |
WSLのインストールはchatgpt等にお聞きください。LTSがlong term serviceということで、おすすめです。
Liggghts のinstall
/下記コマンドを実行するだけ、簡単ですね。
sudo apt-get update
sudo apt-get install liggghts
さらにliggghtsのdocやexamplesをダウンロードしましょう。
WSLを立ち上げた後に
mkdir DEM
cd DEM
git clone https://github.com/CFDEMproject/LIGGGHTS-PUBLIC.git
上記のコマンドを実行することで、DEMというフォルダーができ、その下のLIGGGHTS-PUBLICのdocやexamplesがダウンロードできます。(mkdir DEMは好みがわかれるかもしれませんね…当然なくても大丈夫です。)
まずマニュアルを確認してみましょう。マニュアルはhtml形式で保管されています。自分はWSLにウェブブラウザのインストールをしていないので、windowsの方から確認します。ファイルの場所は
\\wsl.localhost\Ubuntu\home\usename\LIGGGHTS-PUBLIC\doc
です。Manual.htmlを開くとLIGGGHTS-PUBLICのマニュアルが確認できるかと思います。
このマニュアルのsec.2 がGetting Started です。詰まった場合には、ここを読まれるとよいと思います.
この記事では早速example programを動かしましょう。
プログラムを動かしてみる。
ここでは試しにpackingというexampleを実行してみましょう。まず、
cd DEM/LIGGGHTS-PUBLIC/examples/LIGGGHTS/Tutorials_public/
と打ち込みTutorials_publicのフォルダーに移動します。そこで、
ls
と打ち込むとexampleのプログラムを見ることができます。
ちなみにCUIが嫌いな方はWSLのコマンドプロンプトで
nautilus
と打ち込むと下の画面のようなwindowsで言うところのファイルエクスプローラーが立ち上がります。そちらから確認されるのもよいかと思います。戻る際にはWSLのコマンドプロンプトの画面でCtrl+Cを連打いただければ消えます。
今日はここまで